淡いブルーの美しい釉薬が特徴的で、手で触ると滑らかであるものの小さな凸凹とした感触がお分かり頂けると思います。シルエットの曲線も抜群です。Ruschaや他の企業が1964年ごろからFat Lavaのテクスチャとなるべくスタイルのものを生産し始めた、と言われていますが、実はこのRömhild Töpfereiは1956年までにそれに近い釉薬の生産をしていたと言われています。(参考文献:Horst Marks著50er Jarhe Keramikによる)今回の花器のように、どちらかと言うと火山のようには見えず、砂のようなこまやかな表面でした。基本的にベースには赤い土を使用していました。サイズ;H :28.5cm,φ:4cm,φ6cm目立ったスクラッチ(擦り傷)やクラック(ヒビ)などは見受けられず、コンディションの良い一点です。原産国;東ドイツRömhild Töpfereiについてこの会社はKarl Gramannによって1720年に家族経営の小さなメーカーとして誕生しました。1948年に彼の息子 Siegfried Gramannが引き継ぎ、新しいスタイルを開発し、よりエレガントな形を成型していきました。東西ドイツが分断され、1950年代半ばに会社はVEB(国営工場の意味)Töpferhof Römhildになりました。それは【ベルリンの壁】が崩壊するまで継続されます。小さいマークはSiegfried Gramannによるものです。初期のマークは小さく、1950年代から1980年代に切り込まれたものですが、後のマークである手書きのTの上にRを重ねたものは、より様式化されています。すべてのRömhild Töpfereiについての陶器は赤褐色の土を使用しています。同社は今日でもRömhildで繁栄しており、300人以上の従業員がいます。中里隆中里太亀大嶺工房大嶺實清青木亮鯉江良二小野哲平 辻村史朗辻村唯辻村塊稲葉知子阿部慎太郎小澤基晴岡田直人濱岡健太郎棚橋祐介黒川登紀子余宮隆 李英才清岡幸道塚崎愛鈴木史子田中直純安藤雅信中園晋作久保田由貴藤原純長浜大志角田淳アーツ&サイエンスarts&science池田優子有永浩太井山三希子喜多村光史伊藤聡信郡司慶子
商品の情報
カテゴリー | インテリア・住まい・小物 > インテリア小物 > 花瓶 |
商品の色を | グレイ系 |
商品の状態 | 未使用に近い |